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斑入りマートルの増殖方法は?寒さへの対策は?

Q:斑入りマートルに関してです。
いずれの話ではありますが、株を増やせたらと考えています。
そこで実生でが良いのか、挿し木が良いのかをお聞きしたいのです。
野菜の世界では実生にした場合、親の形質を継がない場合がありますよね?
ハーブはどうなのでしょう?

そしてもう一つ。
将来的に地植えにしたいと思います。
マートルは耐寒性が少しあるようですが、北関東では地植え可能でしょうか?
また冬越しの方法も教えていただけると幸いです。

A:斑入りマートルの増殖は挿し木で行います。
仰るように実生では斑がなくなる可能性が高いです。

地植えですが、風が強かったり、気温がマイナス5度以下になる場所ではかなり厳しいと思います。氷点下になると葉がかなり傷みます。

できれば鉢植えで北風や霜を避けていただくと良いでしょう。 今年の冬のようにずっと暖かく、急に寒い日が来るような時は、寒さへの対応ができていなく、ダメージが大きくなりやすいです。これはマートルに限らないことですが。

斑入りドワーフマートル

冬は寒さで赤くなる。もっと寒くなると落葉することも(写真は斑入りドワーフマートル)

キャットニップの挿し木の時期はいつですか?

Q:お世話になります。先日はキャットニップ2鉢を丁寧な包装で発送していだだき、ありがとうございます。
ハーブ鉢植えセットも、軽くて扱いやすく安心しました(^^)

うちには猫が4匹いるので、なるべくたくさんキャットニップを増やして収穫したいと思っているのですが、挿し木の時期はいつ頃が良いのでしょうか。

また、どれくらいの高さまで成長すればカットしても大丈夫なのでしょうか。(カットは上部1/3程度で良いですか?)

植物を育てるのは小学生の頃の朝顔以来のド素人で、全く知識がありません(^^;

ご教示のほどよろしくお願い致します。

(広島県 N様)

A:到着のご連絡ありがとうございました。鉢植えセットもうまくできたようで何よりです。

さて、ご質問ありがとうございました。
挿し木の時期は、花が終わってしばらくすると、株元から新芽が出てきます。それが伸びてきて10センチぐらいになった時にその新芽を挿すとよいでしょう。今年はおそらく秋になると思いますが、コンディションが良くて早く花が咲くと夏前になる場合もあります。
下記ページも参考にしてください。
ハーブの挿し木・挿し芽(準備編)-初心者のためのハーブ講座

株全体の1/3程度ならば成育に影響はありません。

レモンヴァーベナの剪定や挿し木は?

Q:レモンヴァーベナについて教えて下さい。

過去二度ほど買った事があるのですが、半月も持たず黄色くパラパラと散ってしまい、今回も諦め半分でしたが思いの外よく育ち、この酷暑にも耐えてどんどん伸びてきました。

ここまで育った事が無いので、何処を切って挿し木すれば良いかも分かりませんし、支柱を立てた方が良いのか、この先上手に育てて行く為に今どうすれば良いか教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。
(兵庫県 I様)

A:写真も拝見いたしました。
元気に育っているようで何よりです。今年はハーブにとっては厳しい夏でしたからきちんと育ったのは素晴らしいと思います。
挿し木ですが、これから花が咲くのであまり適した時期ではなく、本来は初夏ぐらいから夏の初めぐらいがおすすめです。
3節ぐらいを切って挿し木をしますが、下記ページを参考にしてみてください。
ハーブの挿し木・挿し芽(準備編)-初心者のためのハーブ講座

また、今後冬に向けて落葉しますので落葉したら下から15センチぐらいで剪定すればいいですから今のところ支柱はなくても良いでしょう。

大きくしたければ来年春に新芽が出てきたら鉢サイズを大きくすると良いと思います。
せっかく大きく育っていますので、ぜひハーブティーに使ってみてください。

大きく育ったレモンヴァーベナをどうしたらよいでしょう

Q:いつもお世話になります。

今回はレモンヴァーベナについて教えて下さい。

過去二度ほど買った事があるのですが、半月も持たず黄色くパラパラと散ってしまい、今回も諦め半分でしたが思いの外よく育ち、この酷暑にも耐えてどんどん伸びてきました。

ここまで育った事が無いので、何処を切って挿し木すれば良いかも分かりませんし、支柱を立てた方が良いのか、この先上手に育てて行く為に今どうすれば良いか教えて頂けないでしょうか。

よろしくお願いします。

レモンヴァーベナの鉢植え

A:元気に育っているようで何よりです。今年はハーブにとっては厳しい夏でしたからきちんと育ったのは素晴らしいと思います。

挿し木ですが、これから花が咲くのであまり適した時期ではなく、本来は初夏ぐらいから夏の初めぐらいがおすすめです。

3節ぐらいを切って挿し木をしますが、下記ページを参考にしてみてください。

ハーブの挿し木・挿し芽(準備編)-初心者のためのハーブ講座

 

また、今後冬に向けて落葉しますので落葉したら下から15センチぐらいで剪定すればいいですから今のところ支柱はなくても良いでしょう。

大きくしたければ来年春に新芽が出てきたら鉢サイズを大きくすると良いと思います。

せっかく大きく育っていますので、ぜひハーブティーに使ってみてください。

挿し木の挿し穂はどれぐらいまで取れますか?

Q:挿し木をする時に、親株からどれぐらい差し穂をとっても良いものでしょうか。なるべくたくさんとりたいですが、あまりたくさんとるといけないこともありますか?

A:株の回復という面から考えるのでしたら、全体の2〜3割ぐらいにとどめておくと、もとのサイズに戻るのも速いですし、株の傷みも最小限に抑えることができます。
なるべくたくさんということであれば、まだまだとることは無理ではありません(種類にもよりますが)。ただ、木質化するハーブ(ローズマリーやラベンダーなど)でしたら葉をすっかり無くなるまで切ってしまうとダメージも大きいですから、ある程度葉が残るようにすることは大切です。

メキシカンブッシュセイジはどのようにして増えますか?

Q:メキシカンブッシュセイジですが、写真では一本だけ枝が伸びているようですが、株は自然に増えていきますか?種子で増えるなら、何年もかかりますか?一本だけでは寂しそうですので。

A:メキシカンブッシュセイジは株元からどんどん新芽が出てきて株が大きくなっていきます。地植えなら、春に植えると、秋には直径30cmになることも稀ではありません。種子でも増えますが、それほどこぼれ種で発芽することはありませんからもしたくさん増やしたいのでしたら夏までのところで挿し木や株分けを行うと良いでしょう。

グロッソラベンダーの種子と増やし方

 

Q:町内の緑化運動でグロッソラベンダーを街路に植えようと思っています。数が数で予算も限られているので種子で育ててみようと思いますがお取り扱いは無いのでしょうか。(和歌山県 N様)
A:グロッソラベンダーはラベンダーの交配種のため、種子では増やすことができません。そのため、挿し木で増やすのがよいでしょう。成長は速いですので、数株を親株として育てて、それを元に挿し木で増やして見られてはいかがでしょうか。もし種子があったとしても、挿し木で増やす方が結果的には早い場合が多いと思います。
下記ページも参考にしてみて下さい。
グロッソラベンダー

グロッソラベンダー

挿し木に適した種類と時期は?

Q:挿し木をして手持ちのハーブを増やして見たいと思います。どんな種類が挿し木に向いているでしょうか。また、いつごろの時期が良いでしょうか。梅雨になるまでまってからが良いのでしょうか。(茨城県 E様他)

A:ハーブは挿し木(挿し芽)で増やすことができる種類がたくさんあります。もし初めて挿し木をするのなら、ミント辺りで試して見ましょう。あまりに簡単でびっくりするかも知れません。

ラベンダーやローズマリー、タイム、セイジ、レモンバームなど主な多年草や木になるものは挿し木で増やすことができます。

時期は梅雨時とは限りません。種類によって花が咲く前後2~3カ月は避けた方が良いでしょう。また、真夏は水の管理がたいへんですので挿し木に慣れてからがよいでしょう。秋から春先にかけても時間はかかりますが安定して発根する場合も多いです。

下写真のロシアンセイジの場合、新芽が伸びはじめる前の春先に挿し木を行うと良く発根します。

また、マメ科やセリ科、イネ科のものは挿し木で増えにくいものも多くあります。加えて一年草は種子から育てた方が良い場合が多いですね。

ロシアンセイジの挿し木

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