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月桂樹

月桂樹の剪定はどのようにしたら良いでしょう

Q:いつもお世話になっております。Iと申します。

以前いただいた、月桂樹の剪定についての質問です。(画像あり)

現在鉢は8号 樹高は87cmほどあります。鉢の大きさに対して、だいぶ縦長のような気がしておりまして。そろそろ剪定をした方が良いかと、思っております。

どの辺りで切るのが良いのか?または、まだこのままで良いのか?教えて下さい。
宜しくお願いいたします。

(東京都 I様)

月桂樹

A:お問い合わせありがとうございました。写真も拝見いたしました。
調べてみましたら、お送りしたのが2018年の6月でした。初期の成長が比較的ゆっくりの月桂樹にしてはいい育ち方ですね。
8号で90cm近ければ、確かに不安定かもしれません。

月桂樹は、剪定には強く、思ったような形に剪定して構いません。
「月桂樹 トピアリー」などで画像検索すると色々な形に仕立てたものが見つかると思います。
一般には春の剪定を勧められることが多いですが、東京なら冬でも大丈夫でしょう。
今の状態ならば真ん中ぐらいで剪定するとバランス良くなりそうですね。
蕾が見えますので、せっかくですから花を楽しんでからでも良いと思います。

月桂樹の根が張っていません。

Q:先日、無事に月桂樹他の苗を受け取りました。ありがとうございました。
ミントやラベンダーなど、いずれも根がしっかり張っていて今後の成長にも期待できそうです。
ただ、月桂樹だけは根が少なく、そっと持ち上げないと土がパラパラと落ちてきそうです。この状態で大丈夫でしょうか。植えるときに心配になってしまいました。
ホームページでも、根がしっかりしていることをうたっておられるので、ちょっと「?」という感じでした。
また、ゲッケイジュは土の量も少なかったので尚更心配です。
お返事お待ちしております。

(岡山県 T様)

A:到着のご連絡ありがとうございました。
あわせてご心配おかけして申し訳ございません。
おっしゃるように、月桂樹は小さい苗の時、根の張りがあまり強くありません。比較的太い根が少なく出て、細かい根が出にくいので、土をしっかり保持しにくいです。
他にもボダイジュなどある程度大きくなる樹木系の苗がこのようになりやすいです。そのため、育苗時に土が水やりなどで流れやすく、ポット苗の土が減りやすくもなっております。
おそらくある程度大きくなって、大きな地上部を支えるようになったころにはもっとしっかり根が張るのではないかと思われます。
あわせて、ユーカリなどのように、極端な乾燥地で育つ種類にもこういった傾向が見られます。これらの種類の場合は、おそらく日本のような多湿環境では細い根をたくさん伸ばす必要がないからではないかと言われております。

一方で、定植後の成長の関係で十分に根を張る前に販売する種類もございます。特にナスタチウムなど一年草のものに多いのですが根が張ってしまうと次々と花が咲き、お受け取りいただいた後に根付きにくくなりやすいです。そのため、根張りがもう一歩の段階で発売しております。あらかじめご了承ください。

ローレルがなかなか育ちません

Q:ローレルについて教えてください。

5月下旬に御社から購入し、6号鉢で育てています。標高1,100mの高地のせいもあってか、成長がとてもゆっくりで、購入時からほとんど大きくなっていません(5センチ位伸びたでしょうか)。葉は元気です。特に肥料などはあげていません。
こういう場合、鉢をひと回り大きくしたらよいのでしょうか。アドバイスをお願い致します。

(山梨県 W様)

A:お問い合わせありがとうございました。
ローレルは木本(樹木)です。大抵の場合木本の植物は、成長が草のハーブに比べるとゆっくりです。中でもローレルは、スタート時の成長が遅く、あるときから急に伸び始めやすい種類です。

少なくとも活着はしていると思います。これから徐々に伸びてくると思いますので心配なさらないで大丈夫です。

是非、今の状態を写真に撮っておいていただければ、半年後、一年後には明らかな違いが出てくると思います。5月から5センチ伸びれば十分に成長していると判断していいと思います。

また、急激に成長するよりもゆっくりと成長したほうが香りも良く病害虫の心配も少ないです。

根の張りもそれほど強くない種類ですので、鉢サイズのアップは一年後ぐらいでも良いと思います。

月桂樹に香りがありません

Q:春に月桂樹を買いまして、なんとか夏も無事乗り越え、少し大きくなってきたように思います。
一枚ぐらいなら使ってみてもいいかと葉をこすってみましたが、全く香りがしません。同じ場所でバジルやミントも育てています(鉢植え)、土も同じものを使っています。香りがしないのはなぜでしょう。日当たりも良いと思います。育て方に問題があるのでしょうか。
(富山県 K様)

A:月桂樹は、比較的硬い葉のハーブです。バジルやミントはちょっと擦ってもいい香りがしますが、月桂樹の場合は擦っただけでは香りが分かりにくいことが多いです。葉をちぎったり、くしゃくしゃとつぶすと香りがわかりやすいです。

また、生よりも乾燥した方が香りが強くなるともいわれますので、ぜひ乾燥させて試してみてください。もちろん加熱することで香りも良く出ます。

他に考えられるとすると、肥料や水が多くて軟弱に育っているケースがあると思います。ハーブに共通して、厳しい環境で育てるほど香りは強くなります。そういった育て方を試してみるのも良いと思います。

また、時期的に冬ですので、香りの元となる精油の量が少ない時期なのかも知れません。

月桂樹が育って葉が摘めるまでどれぐらいかかりますか

Q:月桂樹を育てようと思っています。苗を定植して、葉が摘めるようになるまでどれくらいの期間がかかりますか?また、鉢植えと地植え、どちらにしようか迷っています。どちらがお勧めでしょうか。(大阪府 N様他)

A:小さい苗の場合、初期の成長はかなりゆっくりです。最初の1,2年は思ったほど伸びないこともよくあります。ただ、伸び始めるとその後は成長はかなり速くなり、普通に使うには使い切れないほどに成長することもあります。
鉢植えと地植え、どちらも可能です。鉢植えにして形良く育てたり、スタンダード仕立てにして株元に他の植物を植えるのもよいでしょう。地植えの場合は大きく育ちますから、リースなど、大量に使われる方にはお勧めです。

ローレル(月桂樹)は鉢植えでも育ちますか?

Q:ローレル(月桂樹)ですが、マンション(鉢植え)での栽培は可能でしょうか?よろしくお願いいたします。(奈良県 Y様)

A:もちろん、鉢栽培も可能です。苗から育てる場合、初期の成長はゆっくりですので小さめの鉢からスタートされても大丈夫です。徐々に大きな鉢に移植して行けば、背丈ぐらいまで育てることも可能です。また、剪定にも強いですのでお好みの形に仕立てるのも楽しいでしょう。

月桂樹の生長

 

Q:月桂樹を時々料理に使うので庭に植えて葉を使いたいと思っています。苗は小さいですよね、どのくらいから使えるようになりますか?(神奈川県 Y様)
A:月桂樹(ゲッケイジュ,ローレル)は初期の生長が割合ゆっくりですので、惜しげなく使えるようになるには一年から二年はかかると思います。ただ、料理でも葉を使うのは一枚、二枚と言う単位が多いですからそれほど困らないでしょう。大きくなり始めるとすぐに使い切れないぐらい育ってまいります。
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