Q:ハーブ初心者(園芸も)です。ベランダと小さな花壇でキッチンハーブを中心に育てています。HCにはいろいろな肥料が売っていて、いつも何を使うか迷います。液肥と固形肥料、化学肥料と有機肥料、どのように選べば良いのでしょう。「ハーブの肥料」というのを選ぶのが無難でしょうか。(静岡県 N様)
A:そうですね、特に育て初めのころは肥料について迷われることが多いと思います。園芸店やホームセンターの棚にはそれこそより取り見取り、高いのから安いのまでありますしね。液肥は一般的には即効性があり、固形肥料はゆっくり効くと言われています。固形肥料は植え付けの際、土に混ぜるタイプのを混ぜたり、土の上に載せるように使ったりします。液肥は成長の具合を見て一月に一回か二回程度やればよいでしょう。株や葉が小さめなハーブならそれほど多用する必要はありません。
化学肥料は比較的取扱いが容易です。初心者でも説明書に従えば安心してお使い戴けると思います。「ハーブの肥料」も悪くは無いと思いますが、すべてにOKというわけではないように思います。慣れてくると、どのハーブがわりと肥料が必要で、どれが肥料は控え目が良いと言うようなことも分かってくると思います。それに応じて肥料も変えてみても良いですね。
有機肥料は化学肥料に比べるとちょっと慣れが必要かもしれません。ただ、キッチンハーブをお育てと言うことですので、徐々に慣れてこられましたら有機肥料を使った栽培にもチャレンジして見られてはいかがでしょう。また、当店で販売している微生物肥料もお薦めです。
いずれにしても与えすぎには注意してください。