街中では商店や住宅が増え、年々自然が少なくなっている。昆虫や鳥類などの生き物の飛来も少なくなっている。
10数年前から庭の空き地に多様な植物を植えて昆虫類が集まるようにしている。昆虫が集まると小鳥やクモ類、カナヘビ、小動物も集まるようになった。このような場所を生態補償地と命名し保全している。生態補償地はビオトープ(生息地)の一部に含まれ、失われた生態系を補償する機能増強の意味を内包している。
その一環として昆虫の寄主植物や蜜源植物(花蜜植物)を探していたところ、数年前に広葉マウンテンミントを知ることができた。6年前にSORAMIMIで3株購入し、裏庭に定植したところ、ほとんど手間がかからず順調に生育し大きい群落になった。いいハーブに巡りあえたと喜んでいる。
6~7月には小さな灰白紫色の花が開花し、その蜜を求めて多様な昆虫類、チョウ、テントウムシ、ハチが10数種集まり始め、身近な生き物を観察し楽しんでいる。
春にはアブラナ科植物、初夏にはベルガモット、夏~秋にはブッドリア、ランタナ、ペンタス、マメ科などの花が咲くように工夫し、周年生き物が集まるガーデンを目指している。今後も寄主植物と蜜源植物、ハーブを収集し楽しい生き物を保全しQOLを高めようと計画している。
すごいレポートですね!!
丁寧にまとめていただいているので、ハーブだけの写真ではもったいないですからレポートそのまま掲載させていただきました。
こんなに綺麗な蝶たちがやってくるんですね。当店の畑でも今開花していますのでこまめに見てみたいと思います。
それにしても、蝶の雄雌がわかるのってすごいです。わたしなんか、まず覚えられません(笑)
街の中にこんなガーデンがあって虫たちをはじめ生き物たちは幸せですね!!