ただ、この時を、待っていました。
出身高校の象徴花とのことで、以前から気になっていたマドンナリリー。
探しても探しても手に入らず、やっとの思いでSORAMIMIさんから頂戴し、一年越しで迎え入れました。そこから更に一年。
当初はもうダメかと思いました。
失敗?①
「球根は浅く植えるようにとのご教示を頂いたけれど、いくらなんでもこれじゃあ浅すぎでしょう!うぅ…。
も〜!自分のバカバカバカー!涙涙涙」→ …が、これで正解らしい!◎
失敗?②
自宅で学習塾を経営する最中、コロナ禍で水やりどころではなく、夏場はほぼ放置…。
「絶対もう生きてないよね…?
絶対ダメだよね…?
ごめんね!!ごめんね……!!!
うあああああ!!!涙涙涙」→夏場は休眠期。これで正解らしい◎
そして秋。
ん?なんだか葉っぱが出てきた…。今春。
ロゼット状の葉たちの中から、明らかに勢いよく伸び出てくる2本の茎。…これは… え?????
まさか… 咲くのか!??
咲くのーーーーーーー!!!???
えーーーーーーー!!!!!!!!お見苦しい興奮を申し訳ございません。
マドンナリリーは日常の市場に出回ることはほぼなく、遥か3500年ほど前から命を繋いできた原種の百合とのこと。
奇しくも、私自身がその研究に生涯を捧げると決めた中東・地中海地方原産の花。
しかし、私は志半ばで健康を失い、およそ20年間を過ごしてまいりました。今、この春、その病はついに、消え失せる時を迎えました。
高校生の頃から苦しんできたしんどさ。
人とは同じになれない道。ですが、今、心から幸せです。
こんなにも素晴らしいお花や人々に囲まれ、新たな夢に向かって邁進し始めた日々。
このような幸福をくださったSORAMIMIの皆様方に、心より、心よりの感謝を申し上げます。
どうもありがとうございました…!!いまだ大変な世ですが、この生まれたての朝日を浴びるお花のように、毎日毎日、世界の皆様方お一人お一人が、どうかその生に喜びを感じられますように。
マドンナリリーの咲くころに、心からの感謝を天にお返しして。
お伝えいただいたメッセージからもすごく試行錯誤、ドキドキの繰り返しというのが伝わってきます。それにしても、お送りしたのが昨年3月、一年でこんなに咲くのはちょっと珍しいと思います。思いが伝わったのでしょう。きっと香りもとても良いと思います!
本当に開花してよかったですね!おめでとうございます。